伊藤若冲,釈迦三尊像
伊藤若冲の「釈迦三尊像」

伊藤若冲生誕300年記念展示会の作品は京都の相国寺に所蔵されている『釈迦三尊図』
そして現在は宮内庁に所蔵されている作品「動植綵絵」などを一堂に集めた今までにない若冲の展示会となっています。

伊藤若冲の生誕300年を記念した展覧会が東京美術館で4月22日から開催され
非常に好評です。

2016年4月24日(日曜)のNHKスペシャルでも取り上げていた
1000年先に自分の絵を理解してくれる人が現れるであろうとこの世を去った
伊藤若冲という天才絵師の残したものは
300年の時を経て我々に見るものの感動を与えています。

今回の若冲展では
京都の相国寺にもともと保存されている貴重な若冲の作品
「動植綵絵」『釈迦三尊図』などを東京美術館にあつめました。

伊藤若冲と京都の相国寺の関係

京都にある相国寺は、江戸時代の中期に伝統ある禅宗文化の拠点として多くの人々を魅了しました。そしてその代表的なものが天才絵師の若冲の作品です。

若冲は京都で生まれた禅宗に深く帰依する宗教人でもありました。
と同時に、たぐいまれなる天才絵師として多くの作品をこの世に残しました。

京都に生まれた若冲は
相国寺の住持大典(だいてん)和尚と深い交遊関係があり
相国寺・ 金閣寺・銀閣寺に伝来する中国や日本の古画に親しく接する機会に恵まれた。

若冲に影響を与えたのが
文正筆「鳴鶴図」といわれています。

若冲に影響を与えた文正筆「鳴鶴図」
若冲に影響を与えた文正筆「鳴鶴図」

なるほど後に若冲が軍鶏や鶏の絵に魅了されていったのがわかりますね。
文正筆「鳴鶴図」は相国寺に所蔵されています。

京都 相国寺にあった「動植綵絵」『釈迦三尊図』

動植綵絵
動植綵絵 全30幅

 

そして、若冲の大作
「動植綵絵(サイエ)」30幅(のち宮内庁に献上)と『釈迦三尊図』3幅対を相国寺寄進しました。
そして「動植綵絵(サイエ)」『釈迦三尊図』
この2つ若冲の作品は毎年相国寺の参詣者に公開され若冲の名は万人に知られるところとなりました。

今回の若冲展は
元々 京都の相国寺に所蔵されていた若冲の2大作品が対で東京美術館に展示されるという非常に貴重な展示会となっています。

伊藤若冲展2016の情報はこちら

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