東京の上野の森美術館でフェルメール展が開催されています。

今回は「牛乳を注ぐ女」などフェルメールの名画が一同に8つも揃う名画展としてファンの間では
非常に関心が高い展覧会となっています。

そこで気になるのが混雑の状況と待ち時間ですよね。

フェルメール展2018(東京)の混雑状況と待ち時間がわかる方法を紹介!

混雑を避けて余裕を持ってフェルメールの名画を鑑賞しましょう。

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フェルメール展2018基本情報

会場
上野の森美術館
〒110-0007 東京都台東区上野公園1-2

期間
2018年10月5日(金)~2019年2月3日(日)
休館日
12月13日(木)。
開館時間
9:30~20:30(入場は閉館の30分前まで)

料金(前売日時指定券)
一般 2,500円
大学・高校生 1,800円
中学・小学生 1,000円

希少なフェルメールの名作8点が上野の森美術館で公開!

35点しか現存する絵画がない希少なフェルメールの「牛乳を注ぐ女」をはじめ全9点もの名画がが東京集まります。

ともなれば、混雑するのは間違いないですね、、、、

上野の森美術館でフェルメール展の9作品は

今回の上野の森美術館で公開されるフェルメールの絵画は以下の9作品です。
所蔵の美術館を見ると世界中の美術館から集められたものだということがわかりますね。

1. 牛乳を注ぐ女

1658-1660年頃 油彩・カンヴァス 45.5×41cm アムステルダム国立美術館

牛乳を注ぐ女
物にあふれた台所から必要なものだけを残し、3原色と緑と白だけを使い形を単純化して生まれた世界です。
フェルメールの引き算の美学の最初の到達点と言っていい作品です。

2. マルタとマリアの家のキリスト

1654-1655年頃 油彩・カンヴァス 158.5×141.5cm スコットランド・ナショナル・ギャラリー

3. 手紙を書く婦人と召使い

1670-1671年頃 油彩・カンヴァス 71.1×60.5cm アイルランド・ナショナル・ギャラリー

手紙を書く女と召使この時期の簡略的省略的様式は机を覆うタペストリー画面左側にかける白と緑のカーテンの焼き方に明らかに出ています。
色彩の微妙な階調ではなく、光と影で手際よく捉えられているのが特徴です。

4. 紳士とワインを飲む女

1661-1662年頃 油彩・カンヴァス 67.7×79.6cm ベルリン国立美術館

5. 手紙を書く女

1665年頃 油彩・カンヴァス 45×39.9cm ワシントン・ナショナル・ギャラリー

手紙を書く女では机の前に座って羽ペンを走らせる女性がこちらを見ている様子が描かれています。
誰かが部屋に行って来て顔を上げた瞬間であるようです。作品の構図はランスファンにイリスの心情をつなぐ女に極めてよく似ている絵画です。
ちなみに女の纏う黄色のジャケットはフェルメール作品に6回登場しています。

おそらく妻の持ち物を利用したのではないかと思われています。

6. 赤い帽子の娘

1665-1666年頃 油彩・板 23.2×18.1cm ワシントン・ナショナル・ギャラリー

赤い帽子の娘は極めて精緻に描かれた質の高い作品です。
しかしフェルメールの画業のどこにも位置付けることがなく、多くの研究者が一致してフェルメールの真作と判断している作品ではありますが
真筆性については意見が分かれている作品ともいわれています。

7. リュートを調弦する女

1662-1663年頃 油彩・カンヴァス 51.4×45.7cm メトロポリタン美術館

リュートを調弦する女は1660年代前半にフェルメールが盛んに描いた単身の女性像の一つです。
左手の位置から察するに、リュートを調弦し、これから一人で演奏を楽しもうと言う様子が描かれています。
楽器が鳴っているはずなのに部屋は静けさに満ちていて左からの光の射す机手前と壁際の2つの椅子、壁の地図などなどはフェルメールの代表作ともいわれる
真珠の首飾りとも似た趣のある作品です。

8. 真珠の首飾りの女

1662-1665年頃 油彩・カンヴァス 56.1×47.4cm ベルリン国立美術館

独特の空間効果は白と黄色この2色の様々な階調と濃紺だけの実にシンプルな色使いによるところが大きい絵画です。
それらの色調を逸脱するのは女性のリボンの鮮やかなオレンジ色だけです。何一つない背後の壁の効果も絶大です。
柔らかな光に照らされた、この壁は日常生活に充満する猥雑さを全て取り払い、静かに女性を包込んでいるようにも見えます。

9. 取り持ち女

1656年 油彩・カンヴァス 143×130cm ドレスデン国立古典絵画館

帽子をかぶり、右手でコインを女に渡す男は、それを受け取る女の光の溜まりやタペストリーの質感表現に後年のフェルメールが垣間見えます。
その様子から左端の男はフェルメールの自画像と指摘する研究者もいます。

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前売日時指定券(チケット)を事前に購入する

そうなんです、このフェルメール展は混雑を見越しています。

なので日時指定入場制なんですね

まず、混雑を避ける方法としてチケット(前売日時指定券)を事前に購入しましょう。

【おしらせ】本展は《日時指定入場制》です。チケット(前売日時指定券)を事前に購入してくださいね。*販売に余裕があった入場時間枠のみ当日日時指定券を販売。☆ただいま10月分前売日時指定券発売中☆ チケット購入など、詳細は公式サイトをチェック!

日時指定入場制
といってもいつの時間が開いてるのでしょうか?

そこで便利なサイトがあります。

フェルメール展は2019年2月3日(日)までありますので
こちらのサイトで過去の混雑具合がわかります。

例えば何曜日の何時くらいは込んでいるとか、この時間帯は意外と少ないなどなど
11月以降に行く予定の方は情報をキャッチしてからチケットを買っても遅くはないでしょう。

フェルメール展混雑を避ける曜日はいつ?

こちらのサイトです>>>
(2018/10/05~2018/10/12)までは木曜日が空いていますが、今後傾向が変わってくるかもしれませんので
注意してみておくといいでしょう。

また、日時指定入場制は以下の時間が割り当てられています。

  • 9:30~10:30
  • 11:00~12:30
  • 13:00~14:30
  • 15:00~16:30
  • 17:00~18:30
  • 19:00~20:00

指定した入場時間枠の中で、お好きな時間にご入場いただけます。
例:①の時間枠の入場券をご購入いただいた場合、9:30~10:30の間にご入場が可能です。
各入場時間枠の開始直後は混雑が予想されますので、時間枠後半のご入場をおすすめします。
入場後は、閉館まで時間制限なく鑑賞いただけます(入替制ではありません)。
館内混雑の場合は、ご入場をお待ちいただきます。
開館時間は9:30~20:30(入場は閉館の30分前まで)。ただし、開館・閉館時間が異なる日があります。

ゆっくり観る方法としては

入場混雑を避けるには各時間枠後半のご入場がおすすめとされていますね。
そして、入場後は、閉館まで時間制限なく鑑賞できるようで入替制ではありません。

なので、入場に手間取らない時間帯の入場して中で少し余裕を持って鑑賞する方法を取りたいですね。

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