美の巨人たち フェルメール『ワイングラス』
光の魔術師が仕掛けた恋のからくりをアオキットで解明
2018年12月1日(土) 22時00分~22時30分

日本初公開「ワイングラス」。上野の森美術館に行った方も、これから行こうって方も、はたまた残念ながら行けないっていう方も、「美の巨人たち」だけは見逃さないでね

フェルメール『ワイングラス』に隠された天才フェルメールの意図とは

美の巨人たちフェルメール『ワイングラス』2018年12月1日テレビ東京

フェルメール展2018 混雑予想と待ち時間がわかる!混雑を避けて名画を観る方法

美の巨人たちフェルメール『ワイングラス』

ヨハネス・フェルメール 1632年10月31日 1675年12月15日

ネーデルラント連邦共和国(オランダ)の画家で、バロック期を代表する画家の1人
映像のような写実的な手法と綿密な空間構成そして光による巧みな質感表現を特徴とする。

フェルメールの残した作品はわずかに35点

《真珠の耳飾りの少女》(1665年頃)をはじめ、《牛乳を注ぐ女》(1660年頃)、《デルフト眺望》(1660〜61年頃)などの作品で広く知られる

光の魔術師といわれたフェルメール日本初公開作品!『ワイングラス』

『紳士とワインを飲む女』を初めて生で見たとき、ワイングラスが見えなかったが、よく見るとたしかにガラスが存在している。透明色が確かに塗られている不思議

そこに隠されたワインをめぐる男と女の恋の駆け引き。

立体化してわかった意外な仕掛けとは

男性がワインを勧め、女性が飲み干した瞬間を描いた『ワイングラス』。ステンドグラスに描かれた像、椅子に置かれた楽器や楽譜が意味するのは?

同じモチーフで描かれた別の作品と比較して見えてきたものとは?

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美の巨人たち作品『ワイングラス』にみる
フェルメールの意図とは?

オランダ黄金時代の画家ヨハネス・フェルメール … ワイングラス を持つ娘』には、他のフェルメールの作品と共通したモチーフが描かれている。

画中画は「男性の肖像」、誰かは不明。画中画全体が描かれ、大きさは普通。

しかし、だからでもあろうか、逆に興味を惹かれたのは「ワイングラスを持つ娘」という絵。「真珠の耳飾りの少女」の少女に比べると、この「娘」はなんだかちょっと”いやな”顏をしている。

窓のステンドグラスに「節制」の寓意。

テーブルの皿の上の2つのオレンジと、「節制の寓意」&「画中画の男性」は二人の男性と対応しています。

女性は、ワインを飲まずに「節制」するのか、「誘惑」に負けて飲んでしまうのか? 赤いドレスの女性は視線を絵を見る側に投げかけます。

それは、「あなたならどうする?」と絵を見るものにも問うているようです。

二人の男性は似ており、男の「節制」と「欲望」をそれぞれ擬人化したようにもみえます。

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美の巨人たちフェルメール展で観れる『ワイングラス』混雑状況は

もう一枚のワイングラスの絵が示すもの。

美の巨人たちフェルメール展で観れる『ワイングラス』混雑状況は

今話題のヨハネス・フェルメール。
日本で過去最多の作品が東京・上野に

日本美術展史上、最大の「フェルメール展」を開催。「光の魔術師」とも称されるフェル メールの、わずか35点とされる希少な現存作品のうち、国内過去最多の8点を展示。

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