ゴッホとゴーギャン展が東京と名古屋で開かれます。
人気の画家だけに会場は混雑が予想されますね。
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ゴッホとゴーギャン展のテーマは二人の巨匠について共同生活と破綻、そして
ゴッホの死とゴーギャンのタヒチへの移住をあげています。
その、物語の中にゴッホとゴーギャンのお互いの「ひまわり」の作品がありました。
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ゴーギャンとゴッホの関係とひまわり
ゴーギャンとゴッホの関係とひまわりについて調べてみました。
ゴッホといえば向日葵(ひまわり)
実はゴーギャンの作品で「ひまわり」があることをご存知ですか?
彼はタヒチで友・ゴッホの死後、ひまわりの絵を描きました。
南仏のアルルでの二人の共同生活と破綻
そして、ゴッホの死とゴーギャンのタヒチへの移住の影に
お互いの「ひまわり」の作品がありました。
ゴーギャンとゴッホの関係
ゴーギャンのイス
ゴッホ美術館所蔵
ゴーギャンが愛用していた、肘掛け椅子を
描いた本作は、彼を象徴的に表した肖像画ともいえます。
絵の中で描いている灯籠は夕方か夜を暗示し
本はゴーギャンの創作の源だった想像を意味していると思われます。
二人の共同生活が破綻する前に描かれた作品です。
芸術方向性の違いから激しくぶつかりあいながらも
ゴーギャンを尊敬していたゴッホの思いが伝わってくる作品です。
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ゴーギャン ひまわり
肘掛け椅子のひまわり
ポール・ゴーギャン作
ファン・ゴッホの死から11年、
タヒチに移住したゴーギャンは
ヨーロッパからひまわりの種を取り寄せ
4点のヒマワリを描きました。
ひまわりはゴッホの代表的なモチーフです。
共同生活が破綻した後2人が再開することは二度とありませんでした。
本作は明らかにゴッホを偲んで描かれ亡き友への賛辞が込められていると考えられます。
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ゴーギャンとゴッホのひまわりに関するエピソード
「ひまわり」が、つないだゴッホとゴーギャンの絆。
ゴホッと言えば向日葵を思い浮かべる人が多いと思います。
しかし彼の膨大な作品の数の中で比べて、ひまわりが主題の作品は実は少ないのです。
日本の浮世絵のような明るい色彩を求め太陽が降り注ぐ南仏のアルルににユートピアを見出したゴッホにとってヒマワリは太陽の象徴でした。
彼はゴーギャンと共に暮らす家の壁を装飾するためひまわりの連作に着手します。
眩しいほどに明るいひまわりには、友を歓迎しようという真摯な彼の思いが込められた作品であると思われます。
ほどなく2人は決別しゴッホはピストル自殺を図ります。
ゴーギャンはタヒチに移住する際に亡き友のひまわりのうちの一つの作品をいっしょに持って行ったのでした。
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