英一蝶 自画像
美の巨人たちで紹介されるのは英一蝶の作品『涅槃図』の
掛け軸です。
英一蝶 何と読む?
「はなぶさ いっちょう」と読みます。
英一蝶(1652~1724)は江戸に生きる人々の風俗画 を得意とした画家です。
一蝶は風俗画 を描く一方で、仏画も多く手がけたことで知られています。
英一蝶(はなぶさ・いっちょう)なかなか、知っている人は少ないのですが
ボストン美術館所蔵の『涅槃図』は「幻の国宝」と称される傑作とされています。
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英一蝶『涅槃図』
涅槃図とは釈迦の入滅を描いた絵です。
英一蝶の『涅槃図』は
1年に及ぶ修理で、今年鮮やかに蘇りました。
作品の大きさは縦が約2.9m?幅が約1.7mと大きな掛け軸の絵です。
【本日放送!】#美の巨人たち では英一蝶の幻の巨大涅槃図が取り上げられます。番組を観た後、実物を鑑賞するのもいいかもしれませんね。是非ご覧ください!
9/9(土) テレビ東京系 夜22時?22時30分
#ボストン美術館展 pic.twitter.com/hI7xgro8GG— ボストン美術館の至宝展 (@BOSTON_TEN) 2017年9月9日
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英一蝶『涅槃図』に描かれた動物たち
釈迦の入滅の様子を描い た《涅槃図》は一蝶による仏画の大作で
釈迦の入滅に際して十大弟子、菩薩、羅漢や様々な動物が嘆き悲しんでいる場面が
描かれています。
動物も多く描かれておりミミズク、スズメ、獏、迦陵頻伽、蝶、コウモリ、犬、サイ、蜘蛛、
ジャコウネコ 豚、ヒョウなど51種類、約70ほど。
なぜ、これほどまでの多くの動物や天女などが描かれているのでしょうか?
英一蝶の、涅槃図が、とりわけ動物の親子や家族が多いのは亡き父の菩提を弔うという絵の依頼者の意図を
汲み取ったからではないかといわれています。
美の巨人たち 吉原で遊び、島に流された絵師 英一蝶『涅槃図』波乱の人生

異端の絵師と呼ばれている英一蝶
実は、江戸の遊郭吉原で人気を集めた末に、
羽目を外して島流しになったという変り種絵師です。
『涅槃図』には魅力あふれる天女や
親子で描かれた動物たち
通常の涅槃図には描かれていないモノが描かれています。
美の巨人たち 吉原で遊び、島に流された絵師 英一蝶『涅槃図』波乱の人生…
2017年9月9日(土) 22時00分~22時30分
英一蝶 涅槃図
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