炎の画家ゴッホが描いた「ひまわり」7枚のうち日本にその1枚があると言うことをご存知ですか?
その美術館はどこの美術館なのでしょうか?
そしてゴッホの絵は本物なのか?
偽物疑惑があったゴッホのひまわりの真偽は?
日本にあるゴッホのひまわり
ゴッホ ひまわり1888年100.5×76.5cmカンバス油彩 損保ジャパン美術館東京
ゴッホの「ひまわり」7枚のうち日本にその1枚があります。
太陽の花に込められた希望と夢光と色に憧れてゴッホは南仏アルルに旅立ちました。
大きすぎた期待はやがてその画家ゴッホを絶望の結末へと導くのでした。
ゴッホが描いたひまわりにはは深い信仰心と愛の意味が込められているそうです。
ゴッホは当初、中央に女性の肖像画を描き、左右を2枚のひまわりで囲む構想をねっていました。
これは中央に聖母マリアとキリスト
その両端に聖人を配置する三連祭壇の形式を意識したものです。
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ゴッホ「ひまわり」のある美術館どこ? 本物?
ゴッホのアルル時代の言わずと知れた代表作ひまわり7作品あるといわれています。
その一つが日本にあるのです。
膨らむ夢って夢と希望、そして絶望1853年、牧師の子として生まれゴッホは、美術商、教師、牧師などの職を転々としますが、すべてうまくいかず27歳で画家になることを決心します。
パリに出た後、浮世絵で見た日本と同じ明るい光があると信じて南仏アルルに旅立のは35歳の時でした。
作品はこのアルル時代に描かれたヒマワリの実をモチーフとした7点の油彩画の中の一つです。
ゴッホ ひまわり 美術館は損保ジャパン東郷青児美術館
東京新宿の損保ジャパン東郷青児美術館に常設展示されているこの作品がバブル絶頂期53億円(手数料込み58億円)という高値でオークション落札されたのは有名なことです。
ゴッホ在命中彼の作品はたった1枚しか売れなかったというのに、、、56億円とは皮肉なことでした。
またこの作品には近年、偽物説も浮上していましたが調査の結果、本物であるということが明らかになっています。
中央に赤い点を持つ一輪が核となっているのが東京の損保ジャパン東郷青児美術館が所有しているゴッホのひまわりの特徴です。
ゴッホのひまわりは
絵筆にたっぷりと絵の具をつけて威勢よくカンバスに色をのせるインヴァストと呼ばれる厚塗りの技法が用いられています。
ひまわりに託したゴッホの夢は何だったのか?
また、ひまわりは友人ゴーギャンへ送る目的で描かれました。
アルルで芸術家たちが共同生活をしながらでも描くというユートピアを夢見たゴッホは友人たちに手紙を書きます。
しかし、来てくれたのはゴーギャンだけでした。
そんな彼の精一杯の友情を1枚のひまわりたくしました。
しかし、ゴッホの期待が過剰すぎたのか、ゴーギャンと中は決裂精神を深く病んだゴッホは自らの耳を切り落とし
てしまいます。
そして精神病院の入退院を繰り返した後、自らの頭をピストルで撃ち抜き自殺を遂げるのでした。
ゴッホ37歳の若さでした。
「1枚の絵の中で僕は音楽のように心を慰めてくれるものを語りたい」という生前、実現しなかったゴッホの夢は残されたヒマワリを通して世界の人々の心に伝えられることになったのです。
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